アーカイブ: スタジオ徒然

このように撮影されたＲＡＷデータは瞬時にパソコンからipad、iphoneに送られてきます。(送られてきたデータはＲＡＷではなく送信に適したデータのはずです。)スタジオから外にでても閲覧可能です。カメラとパソコンを繋いでいるソフトはphase社のcapture one pro 6 。勿論　セキュリティを高めるためにパスワードを設定してあります。またこの画像はipad,iphone には保存されません。

nikonは14bit.　phaseは16bitの各ＲＡＷデータで撮影し、その後各社の現像ソフトで圧縮されない16bitのtiffデータに変換され、プリントサイズにトリミングされます。またパソコンとのテザー撮影(連結)をしている場合にはパソコン(mac)からのインターネット共有で、ipad, iphone　にダウンロードされた　capture pilot によって画像の確認ができます。

向かって左がnikonＤ３Ｘで手持ちでも使用します。速写性が威力。右がphase oneで中判サイズのCCDデジタルバックをつけたもの。じっくり、しっかり撮りたい時に使用します。描写性が魅力。ご覧のようにスタジオに立つとミラーに写される自分が映ります。光源がストロボではないので変な反射の心配はありません。カメラの奥はメイクアップ、ドレスアップのところ。

スタジオではこんなカメラで撮影しています。これはデジタルですが、フィルムがご希望のお客様には４×５インチまでの大きさに対応できます。

これも古い写真ですが好きなものの一枚。以前に地方の工業大学の仕事をしてました。実験室には色々な物が在って煩雑になりやすくかたずけるのも大変。そこでデザイナーと相談して大きな黒い布をよく背景に使うようになりました。これもそのひとつで手前のガラス管には逆光ぎみに、人物にはサイドとトップのライトで構成。あとは学生さんモデルのさわやかな笑顔に助けられて絵になりました。

１８年も前の写真です。表紙の換わりに特集を受け持ちました。３５ミリのモノクロフィルムで２００ミリの望遠レンズを使用。４人のモデルを重なるように配し右に大きく張ったトレーシングペーパー越しにストロボを３灯を発行しています。レンズの絞りは手前の人物と奥の人物がぼけないように最大近くまで絞り込み、各人物の目線は日本人のモデルが主役になるようそれぞれにペーパ上にマークして指示してあります。モノクロ８×１０のプリント入稿、顔から下の首、身体部分は２絞り分焼き込みました。

随分古いものですがこの雑誌の創刊号に向けてADからの要請で撮影したものです。実際には有名なアイシュタインの舌出し写真が採用されました。幻の印刷物。今日の一枚に色違いのオリジナル版も載せてます。

このボックスはホテル等の客室に置かれるように営業中だそうです。good luck

元の（しげみのなか）は、さびれたリゾート地の道端、誰も見向きもしない所に目を凝らしてひとつのリズムと光を感じて撮影したものです。ですからその写真にはその時の撮影者の寂しさといった毒が滲みます。正直、Ｋujiraoka Ｃorporation　社の社長夫人からこの写真に問い合わせがあった時は驚きました。多分似通った感性なのだと思いますが次々出来上がる製品には毒は残しつつ命の豊かさを強く感じます。社長婦人の強い信心に驚くとともにに色々と使用して頂き深く感謝致します。

これも（しげみのなか）の写真から、、、これが一番原画に近いかな

首相の辞任は驚きです。Ｇ８下院議長の一行は３１日、福田首相主催の夕食会に出席したはずです。１日は河野議長主催の昼食会、皇居で天皇陛下と会見のあと政府専用機で広島入り。２日は原爆死没者慰霊碑に献花、平和記念資料館を視察し資料館の会議室で８カ国にゲスト参加の欧州議会を加えた９人の議長がテーマを討議する予定です。good luck.

９月２日にＧ８下院議長会議(議長サミット）が日本で初めて開催される。河野洋平衆院議長の準備による広島での開催は画期的で米国は勿論、イタリア下院議長以外各国議長は初めての広島訪問になるという。＜平和と軍縮に向けた議会の役割＞がテーマ。各国議長へのおみやげには国際軍縮促進議員連盟会長だった故鯨岡兵輔元衆院副議長のご子息が制作したメモ帳が贈られます。ケースは広島産の糸で織られ、原爆ドームをあしらっている。そのなかの祝賀用の手紙に（しげみのなか）の写真も使用されます。good luck.